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『紅葉狩』(もみじがり)は、能の一曲である。平維茂の鬼退治を描く。 観世小次郎信光作。信光は『船弁慶』『鐘巻』(『道成寺』の原型)の作者でもある。本作もまた初期の登場人物が多い、ワキの積極的な関与が見られるなど、劇的構成を目指した比較的新しいスタイルの能である。美しい紅葉の情景、美女一行の姿と舞が前段の見どころ、一転して派手な激闘となる後段との対比が楽しい能である。 == 登場人物 == *シテ: 紅葉見物の上臈(実は鬼) *ツレ: 紅葉見物の美女一行 *ワキ: 平維茂 *ワキヅレ: 平維茂一行 *アイ: 美女一行の供者 *アイ: 八幡宮の神 *作リ物 : 大小前に一畳台、その上に岩山と紅葉 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「紅葉狩 (能)」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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